男性と一緒に知る性交痛

性交痛の原因

性交痛の原因は一つではありません。

 

性交痛といってもいろいろな原因があります。
ここでは、なぜ痛みが起こるのか、痛みのメカニズム別に分類をしてみました。

 

痛みのメカニズム 原因
炎症が起きて腫れるから痛い ・膣炎や性感染症・婦人科の病気や膀胱炎などの病気がある
・婦人科の病気でピルを服用していたりホルモン療法をしている
・手術や出産・避妊具などによって膣周辺に傷ができている
・コンドームの素材に対するアレルギーなど避妊具でアレルギー症状が起きている
・ストッキングなど静電気の起きやすい素材で雑菌が繁殖しやすくなっている
>>上記の項目に覚えがある方は「炎症が起きて腫れるから痛い」の詳しい解説と対処法を読んでください
無理にひっぱられてしまう/当たりが悪いから痛い ・子宮内膜症で癒着がある>>詳しい解説と対処法を読む
・子宮筋腫で腫れがあり当たって痛い>>詳しい解説と対処法を読む
・子宮の奇形で当たって痛い>>詳しい解説と対処法を読む
・骨盤の歪みによる膣の変形で痛い>>詳しい解説と対処法を読む
女性ホルモンの低下で粘液が少なくなるから痛い ・婦人科の病気でピルやホルモン療法をしている>>詳しい解説と対処法を読む
・更年期の時期である>>詳しい解説と対処法を読む
精神的なもの ・セックスそのものや痛みに関するトラウマがある
・パートナーに関する心理的な影響がある
>>詳しい解説と対処法を読む

 

 

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性交痛の原因エントリー一覧

炎症が起きて腫れると性交痛が起きるのはなぜ?
性交痛に限らず人間の体は炎症が起きて腫れると痛みを感じるようになっています。なぜ腫れると痛みを感じるのでしょうか?炎症で腫れるというのは、体の中に細菌・ウィルスなどの外敵が入ってきてしまったときにそれを退治するために必要な体の防御反応の一つです。腫れている部分では、外敵を退治するために免疫細胞といわれる自衛隊のような細胞が外敵を攻撃しています。この攻撃している状態が炎症を起こして腫れている状態です。この炎症が起きている状態のときにプロスタグランジンという物質がでます。このプロスタグランジンという...
性交痛の原因:コンドームアレルギーがある
今は男性でも女性でもコンドームのアレルギーがある方が増えています。コンドームの素材で天然ゴムであるラテックスを使用しているものは、ラテックスアレルギーがある人使うと男女とも陰部の粘膜が腫れてしまいます。ラテックスアレルギーというのは、症状が重いと命に関わるアナフィラキシーショックをおこしたりぜん息発作を起こします。軽い症状としてはじんましん、腫れる、痒くなるといった症状があります。このような場合はまずラテックス製ではないコンドームを使用しましょう。ただし、ただ痒い症状の場合はカンジダ膣炎のときも...
婦人科系の病気がある自分を責めていませんか?
婦人科系の病気があるというと、「病気になった自分が悪いんだ」というように自分を責めてしまうこともあります。また、パートナーの男性から「病気になるおまえが悪いんだ」・「なんで病気になるの?」といわれてしまうケースもあります。かと思えば、同じ女性であっても病気になったことがない女性からも悪気がないけれども本人が傷つく言葉がでてきます。「私は病気じゃないのに。なんでなるの?」これが自分の母親親やパートナーの母親から出てくるケースがあり悪気がなくても本人にとってはとても辛い言葉です。このように、病気とい...
病気で癒着を起こしていると痛いのはなぜ?
婦人科の病気があると内臓と内臓がくっつく「癒着」が起きやすくなります。婦人科の病気の場合は卵巣と腸がくっついたり、腸と腸の違う部分がくっついたり、子宮と腸がくっつたりと、お腹の中の同じ位置に密集している子宮・卵巣・腸・お腹の粘膜があらゆる組み合わせでくっついてしまいます。たとえば、子宮と腸が癒着しているとしましょう。そうすると、セックスで挿入するとき、そのあと動いたときに子宮が多少なりとも動きます。このときに子宮と腸がくっついてしまっているため、腸も子宮が動くたびにひっぱられてしまいます。そのた...
性交痛の原因:奇形がある
子宮の形が奇形だと性交痛が起きやすいです。奇形というのは、通常の子宮の形ではなく変形していたりすることです。子宮は通常上の部分が丸いのですが、この丸い部分がわれてハート型のようになっていたり、形が歪んでいたりします。このように子宮の形が正常でないと、セックスで動かしたりされると、ふつうの子宮なら当たらない場所に強く当たったり、無理な形にひっぱられたりして性交痛が起きてしまいます。子宮の奇形は治せるの?子宮の奇形では習慣流産をしやすいことがあります。そのため流産や早産を繰り返してしまう場合には手術...
性交痛の原因:子宮筋腫の腫れが当たって痛い
子宮筋腫というのは、子宮にこぶのような腫れができることです。筋腫が子宮のどの部分にできるかによって子宮筋腫の診断名が変わります。1.子宮の外側の膜である漿膜(しょうまく)の部分にできる筋腫:「漿膜下筋腫」2.子宮の内側の膜である粘膜の部分にできる筋腫:「粘膜下筋腫」3.子宮の壁の中にできる筋腫:「筋層内筋腫」このほかに、筋腫が何個も何個もできてしまう場合は、「多発性子宮筋腫」といいます。この筋腫のできる位置が、セックスのときに当たるような場所にできてしまうととても痛く感じます。イメージとしては炎...
性交痛の原因:骨盤の歪み
性交痛は、骨盤が歪んでいると歪んで飛び出た部分がセックスのときの動きで当たってしまい痛みを感じます。たとえば、サイズの合わない靴を履いた時、先のとがったパンプスを履いたとき、足が痛くなったことはありませか?靴のサイズというのは実はものすごく微妙なズレでも痛く感じるものです。とくに、左右の足のサイズは全く同じではないので、左足だけ痛いとかいうこともあります。外反母趾がある方はよくわかるでしょう。このように骨盤も左右に骨が分かれていますから、片方がズレてもセックスで動くときにあたってしまい痛いのです...
性交痛の原因:ピルを飲んでいる・ホルモン療法をしている
子宮筋腫や子宮内膜症・卵巣の病気などがある場合は、ピルを飲んでいる・ホルモン療法をしている女性が多いですね。この2つのケースでは、女性ホルモンであるエストロゲンが出る量を減らしてしまいます。こうすることで婦人科の病気の細胞が小さくなりやすい(あまり効果がないケースも多いです)ためにこの2つの治療法があります。ただ、このエストロゲンというのは、膣の粘液を出す働きがありますから、これが減ってしまうと膣の潤いが保てなくなってきます。そのため、セックスのときに粘液がうまくでなくて動いたときの摩擦で痛くな...
性交痛の原因:更年期の時期になっている
更年期の時期になっていると女性ホルモンであるエストロゲンの量が減ってきてしまうために性交痛が起きやすくなります。更年期の年齢は50歳前後といわれていますが、ストレスが多い場合、食生活が不規則な場合など体に十分な栄養と睡眠が行き渡らない生活になっていると40代前半でも卵巣の働きが鈍ってきてしまい症状がでてきます。最近では30代後半から症状が出てしまう早期卵巣機能不全になってしまうこともあります。更年期になるt減ってしまう女性ホルモンエストロゲンというのは膣の粘液を出す働きがありますから、これが減っ...
性交痛の原因:トラウマやパートナーとの心理的な影響
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性交痛の原因:疲れ・ストレス・薬の服用で腫れてしまう
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