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性交痛の原因:子宮筋腫の腫れが当たって痛い

 

子宮筋腫というのは、子宮にこぶのような腫れができることです。

 

筋腫が子宮のどの部分にできるかによって子宮筋腫の診断名が変わります。

 


1.子宮の外側の膜である漿膜(しょうまく)の部分にできる筋腫:「漿膜下筋腫」
2.子宮の内側の膜である粘膜の部分にできる筋腫:「粘膜下筋腫」
3.子宮の壁の中にできる筋腫:「筋層内筋腫」

 

このほかに、筋腫が何個も何個もできてしまう場合は、「多発性子宮筋腫」といいます。

 


 

この筋腫のできる位置が、セックスのときに当たるような場所にできてしまうととても痛く感じます。

 

 

イメージとしては炎症が起きて腫れてしまうというのと一緒で、口の中に口内炎ができている状態です。

 

口の中に小さなポチのようなできものができるのが口内炎。
口内炎ができると口の中に食べ物が入ってくるとしみたり、食べ物が当たって痛いですよね。
これと同じで、筋腫ができる場所によってはセックスのときにものすごくあたるので痛くなります。

 

また、多発性子宮筋腫でも、子宮のあちこちに筋腫であるこぶができてしまっているので、セックスのときに当たりやすくなってしまい痛くなります。

 

 

 

子宮筋腫で当たって痛いのはどうしたらいいの?

 

 

子宮筋腫で当たって痛いのは、筋腫がなくならないことには改善しないものです。
筋腫をなくす方法としては手術をすることと、ピルやホルモン療法をすること、筋腫が小さくなる生活習慣にすることの3つの方法があります。

 

 

手術に関しては、よほど筋腫が大きくなっているか、妊娠に影響がある場合、貧血などがひどい場合は手術の適応となりますが卵巣のう腫のようにがんになるわけではないので手術は最終手段です。
一般的な治療としてはピルやホルモン療法をして、筋腫を悪化させる女性ホルモンのエストロゲンが増えすぎないようにします。
ただし、妊娠希望でピルやホルモン療法をやめてしまうと、エストロゲンが過剰なるような生活習慣をしている場合は再発しやすいです。

 

ですから、ピルやホルモン療法をやるにしても、筋腫が悪化しないように体質改善に取り組むことが大切です。
逆にいえば、しっかり体質改善ができるような生活習慣を実践していればピルやホルモン療法をしなくても筋腫の悪化を防ぐことも可能です。

 

 

>>体質改善をしたい方はコチラを参考にしてください。

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